住職のひとりごと

2022年02月27日

14世前住職唯暁上人23回忌法会厳修しました。

おかげさまで14世前住職唯暁上人23回忌法会厳修しました。

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先代住職唯暁は、15歳で父を亡くし二人の弟を自分は学生をしながら育ててきたと聞きます。

中学の時から寺役をして宣隆寺を護持してきたとのこと。

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大学は京都の龍谷大学で週末法務を終えながらの学生時代も大変な日々を送ってきたと思います。

長らく中学の社会科の教諭をつとめ主に生活指導をなってきました。

子どもの教育にはまず、親への教育が大切ということや地域で保育園が必要なこと。そして

母が保母をしていたことから45年前にお寺の隣に法輪保育園を開園しました(昭和52年)

父が49歳の時です。

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園長と住職。幼児教育とお寺の寺役そして特に仏教の布教にずいぶん精力的に取り組んでいました。

週末は他のお寺や公民館や学校へ仏教の話や幼児教育の話などお説教や講演によく出かけて行ったものです。

晩年は、ご本山(高田本山専修寺)に奉職。高田本山総務職や高田青少年会館の館長をつとめました。

如来堂の大修理や高田青少年会館の大修理にも尽力し、73才で遷化いたしました。

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亡くなって22年。今回父の盟友であった鈴鹿市道伯にある随願寺の故松山智光師のお孫さんで

現在副住職の智慧麿師にお説教に来ていただきました。

ご信心とお念仏という演題でお話いただきました。

法会をお勤めいただいた組内法中の皆様、お手伝いいただきましたお世話方、ご参詣の

檀信徒の皆様本当  にありがとうございました。

法会後に分骨してありました父のお骨を境内の歴代住職のお墓に埋葬させていただきました。

今度とも宣隆寺をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

真宗高田派 法輪山 宣隆寺